勇気と進化～変わりゆく世界と生命～

諸行無常な世界の歴史

変化を拒んだ生命は
滅びの道を辿ります。

それは人においても
例外ではありません！

いきなり衝撃的な事を
言わせていただきましたが、

何もこれは私がただの妄想を
垂れ流している訳ではなく、

かの有名な生物学者
チャールズ・ダーウィンも

この様に言い残しています

「強いもの、賢いものが生き残るのではない
環境に合わせ変化したものが生き残るのだ」

…と。

私が魔術の道を志す切欠として
かなり意外に思われるかも知れませんが、

大の生物好きである
というのが原点となっています。

それ故に生き物に関する事も
それなりには詳しいのですが、

この地球の生物の歴史において
地球上から生命が

滅び去ってしまうような危機が
幾度となく訪れていて、

今日生きている生命たちは
須らくその危機を乗り越えてきた、

偉大なる生命たちから
命を受け継いできているのです。

例えば原初の生命にとって
酸素は猛毒でしたが、

あえてその猛毒の中に飛び込み
適応していった生命が、

酸素にあふれる地球の大気に
その生息域を広げたからこそ

地球上のあらゆる場所に
生命が存在できているのです。

またかつては絶滅したとされていた
恐竜という生き物たちも、

翼を持つ事で飛行能力を獲得し
空という新天地へ

飛び出す事が出来たからこそ
現在では鳥として生き残っています。

これまでの地球の歴史を見ても
安定した状態に留まり、

変化する事を疎かにした生命は
生き残る事ができなかったのです…！

今の人類を取り巻く環境

・人類は他の生物とは違う。

　高度に発達した知能と
　文明を持っているから　

　どんなに環境が変わっても
　決して滅んだりしない。

・人類は神の寵愛を受けた
　特別な存在。

　だから永遠に滅びないし
　いつまでも発展していける。

…とお考えの人へ。

おめでとうございます。

今すぐこのブログを
閉じて頂いて結構です。

ここから先は

・人類もまた他の生き物と
　同じルールで地球で生き、

　他の命と本質的には同じで
　決して例外的存在ではない。

・神は必ずしも人類にとって
　都合のいい存在であるはずがなく、

　我々は常に試され
　生きる資格を問われている。

…という考えに共感できる人だけが
読み進めてください。

そう、結局のところ人類も
この世界の法則の元に存在し、

変化していかなければ
やがて滅びゆく運命なのです。

人は本能的に変化を恐れますが
地球の環境は長い歴史の中で変化し、

その変化は確実に人類の暮らしにも
少なくない影響を与えています。

そして人類自身の文明も
その発展により日々変化し続けます。

ここまでこのブログを
読んで下さっているあなたは

すでに変化の必要性を
その心で理解しているはずです。

これからの人類の未来は？

地球規模での環境変化
世界的な経済不安

少子高齢化による
民主主義の限界、

弱者切り捨てで格差が広がり
資本主義も限界状態…

こんな状態でも心のどこかで
国が何とかしてくれると

考えている人が
大半であるという現実…

私は将棋やチェスを
嗜んでいる訳ではありませんが、

大手やチェックメイトの状態から
ゲームを巻き返す事が

極めて困難を極めるという事は
理解しています。

そして人類が今置かれている状況は
まさしく将棋やチェスでいうところの

チェックメイトに嵌った状態に
あるのは間違いありません。

身近な生活においても
レジは次第に無人化し、

労働力も人件費の安い
外国人労働者や

AI やロボットに置き換わり
労働者の需要は低下しています。

しかも国策や企業の方針として
物価に対して給料は上がらず、

税金も増やし続ける事で
日本人の労働者というものを

排除する方向へ
実質的に動いている事もあり、

これからの時代は
これまでのような生き方は

通用しなくなっていく事は
間違いないでしょう。